2011年6月13日月曜日

ニュージーランド:オタゴ大学ランゲージセンター体験記


さて、はやくも6月ですね。
前回のブログ記事で紹介した「オタゴ大学ランゲージセンター」の
語学留学の締切が迫ってきました。締切は6月17日(金)17時です! 

詳しくはここをクリック!


今回のブログ記事では、昨年オタゴ大学ランゲージセンターで
3カ月の語学留学を経験した秋田倫教君の体験記を紹介したいと思います。

秋田君は現在、宮崎大学教育文化学部の中学校教育英語コースに在籍して
3年目になります。1年目の終わりにニュージーランドに出発し、
オタゴ大学ランゲージセンターに3カ月通いました。

秋田君が受講したコースは"English for Otago"といって、オタゴ大学に
正規学生として入学することを目指す学生のための内容となっています。

そのため現在募集中の語学プログラムとは学習内容に違いがありますが
オタゴ大学ランゲージセンターの雰囲気が伝わってくる体験記です。

この夏、オタゴに留学予定のみなさん、また「どうしようかな~?」と
考え中のみなさん、ぜひ読んでみてください!

では秋田君、おねがいします!


                        (LCのクラスメートと一緒に)

私は昨年オタゴ大学ランゲージセンター(University of Otago Language Centre)で、English for Otago という約3カ月のコースを受講しました。

時間割は月~金の190分×3コマで比較的ゆとりがあります。ランゲージセンター(以下LC)での授業内容は、大学で求められるレベルのリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングがバランスよく取り入れられており、さらにロングエッセイ、セミナープレゼンテーションといった実際的な課題にも取り組みました。

クラスメートは日本人学生3人のほかに、中国・台湾・韓国・マレーシアそしてサウジアラビアからの学生合わせて13名。全員が「オタゴ大学で学ぶ」という共通の目標を持っており、互いに刺激し合える環境でした。他のクラスもクラス規模はだいたい同じで講師との距離も近く、LC自体とても家庭的な雰囲気。日本へ留学・滞在経験のあるスタッフも複数在籍しており、何か困ったことがあればすぐに力になってくれます。


週末には小旅行(行き先はクイーンズタウンやスチュワート島、オタゴ半島近郊など)やスポーツレクの企画もあり、他のクラスの学生との交流を図ることもできます。


LCの建物はオタゴ大学のキャンパス内にあり、図書館・体育館・学生会館・医務室といった附属施設は学部生と同様の条件で利用可能です。そのため、授業のないときは大学の授業を聴講したり、立派で清潔な図書館で自習に励んだり、体育館で汗を流したり、とキャンパス内で充実した時間を送ることができました。

また、このLCのひとつの特徴として、「ランゲージ・マッチ」が挙げられます。これはLCのスタッフが、オタゴ大学で日本語を学ぶ現地の学生を紹介してくれるというシステムです。LCはどうしても英語を学びに来た学生ばかりの集まりになってしまうので、こうした機会は貴重で、英会話を楽しむほかに、仲良くなれば一緒に食事にも行くし、彼らは現地の若者ならではの色々な情報も教えてくれます。また、相手は日本語を勉強していて日本の文化にも興味を持っているので、共通の話題も見つけやすいです。


私のホームステイ先は30代半ばのカップルの家庭で、ほかにサウジアラビアからの学生が1名いました。彼は私より2ヶ月早く到着していたこともあり、私のことを弟のように可愛がってくれました。サッカーが共通の趣味だったこともあり、早朝起床して一緒にヨーロッパの試合をテレビで観戦したり、草サッカーの仲間に入れてもらったりしました。彼は私のサウジアラビアに対するイメージを良い意味でガラッと変えてくれました。
ホストマザーは日本食が好きで、週に1回はカレーライス。私の部屋には薄型液晶テレビ、ダブルベッドが配置されておりとても快適でした。ステイ先は全てLCが手配しているので、何か問題が起きればすぐに相談でき、場合によってはステイ先を変更することもできるので安心です。

オタゴ大学LCのあるダニーデンという町は同じニュージーランドでも、オークランドやクライストチャーチと比べて、さらに時間がゆっくりと流れている印象です。勉強に集中するのにもってこいの街だと思います。自然も豊かで、少し急な坂道を散歩するのも良い運動になります。何より平日、学生の熱気溢れるキャンパスの雰囲気を肌で感じてほしいと思います。

                        
それでは、これから出発するみなさん、楽しんできてください!