2011年10月12日水曜日

韓国・順天大学校での日本語教育実習レポ!

宮崎大学でも先週から後期の授業が始まりました。
学生の皆さんはどんな夏休みを過ごしましたか?

今回は、この夏休みに、宮崎大学と大学間協定を結んでいる順天大学校(韓国)での日本語教育実習に参加した黒木貴子さん(教育文化学部2年生)のレポートを写真付きでお届けします!




925日~101日まで韓国の順天大学校での日本語の教育実習に参加しました。大学での授業参観や大学院生による教育実習の他、語学キャンプや順天市内観光ツアーが行われました。


順天大学校の日文科の学生さんに大学内を案内してもらいました。施設内の設備が素晴らしく、学生が学習しやすい環境であると感じました。しかも大学内に立派な博物館もあって驚きました。


大学内の博物館の体験コーナー



授業参観や教育実習生による授業、そして語学キャンプでは、日本語を学んでいる学生達とふれあうことができました。中でも日本に詳しい人とは日本経済について話すなど中身の濃い話もしました。


語学キャンプには順天大学校からたくさんの学生が参加し、一緒に夜ご飯を作り、ゲームをしながら日本語を学習し、日本の歌を歌うなどとても楽しい体験をすることができました。学生達も生の日本語にふれることができ、嬉しそうでした。笑顔溢れるキャンプだったように感じます。


多くの学生が集う語学キャンプ



韓国滞在も終わりに近付いた頃、順天市内を案内して頂きました。順天湾では、秋に相応しいたくさんのススキの中を歩き、山に登り、順天湾を見下ろせる絶景を見ることができました。


順天市内での一枚
素敵なところですね!



今回の実習を通して、日本語を学習している学生達と出会い、彼らがどのように日本語を勉強しているのかを知ることができました。また、お世話になった順天大学校の先生方、関係者の方々、ありがとうございました。(黒木貴子)



黒木さん、レポートありがとうございました!

日本語を熱心に学ぶ順天大学校の学生さんたちと交流でき、参加した宮崎大学の日本人学生も大きな刺激になったようです。お忙しい中いろいろとお世話下さった順天大学校の先生方や国際交流スタッフの方々、本当にありがとうございました。



2011年8月10日水曜日

COSEのロゴ印、登場!

こんにちは、早くも8月です!

教育文化学部の学生国際交流委員会(Committee On Student Exchange: COSE)は後期(10月スタート)の留学生受け入れ準備や今後の国際交流の活性化に向けた様々な活動を行なっています。

現在、COSEが力を入れている活動のひとつが留学関連情報の発信と周知です。
このブログだけではなく、公式ホームページも4月以降たびたびリニューアルされ、新しい情報や英語のページが追加されています。

そしてこの度、この活動の一環としてCOSEのロゴが誕生しました!

ロゴのデザイン・制作については、漢字文化や文字デザインに詳しい山元宣宏先生(宮崎大学 教育文化学部 国語教育 漢文学講座)に依頼しました。"COSE"というアルファベット4文字と、「交州」という漢字2文字が配置された、素敵なロゴ印が完成しました。「交州」は"COSE"(=コーズ)という音に漢字を当てはめたものです。どんどん国や地域(=州)が交わって、人々の交流が深まるように、というCOSEの基本理念が込められています。

今回は、そのロゴ印完成までの様子をご紹介したいと思います。(写真はすべて山元先生にご提供いただいたものです。)



こんな感じで作りたいとうだいたいのイメージで原稿をつくります。

左からCOSEというアルファベットが四辺を囲んでいます。
そしてその中央に「交州」の2文字が右から左へ配置されています。
この配置は「四霊印」(下の写真)というデザインにならったもの。






「四霊印」は四辺を囲む4つの動物が中央の文字を守るデザイン。

ということは、COSEのロゴは“COSE”のアルファベットが
「交州」という漢字で表わされた理念を護ってくれるデザインになっているのですね!





      
            印材の下準備として印面を耐水ペーパーで平らに整えます。




 
 小筆を使って朱と墨で布地をおこないます。墨で逆字を書いていきます。

逆さに字を書くのは難しそうですね…






印刀で字が浮き彫りになるように刻します。





書作品に落款をいれるように、篆刻でも石の側面に側款を入れます。

よく見ると「二〇一一年 七月 宣宏 刻」と刻まれています。
ちなみに、右の親指をこの側款の面に添えると上下の間違いなく押印できるそうです。
そして出来上がったのが上のロゴ印です!




アルファベット(西)と漢字(東)がデザインされた篆刻の素敵なロゴ印となり、COSEの委員一同とても気に入っています。今後ブログやホームページ、ポスターなどで活躍してもらう予定です!

制作の依頼を快くお引き受けくださった山元先生、どうもありがとうございました!
















2011年6月13日月曜日

ニュージーランド:オタゴ大学ランゲージセンター体験記


さて、はやくも6月ですね。
前回のブログ記事で紹介した「オタゴ大学ランゲージセンター」の
語学留学の締切が迫ってきました。締切は6月17日(金)17時です! 

詳しくはここをクリック!


今回のブログ記事では、昨年オタゴ大学ランゲージセンターで
3カ月の語学留学を経験した秋田倫教君の体験記を紹介したいと思います。

秋田君は現在、宮崎大学教育文化学部の中学校教育英語コースに在籍して
3年目になります。1年目の終わりにニュージーランドに出発し、
オタゴ大学ランゲージセンターに3カ月通いました。

秋田君が受講したコースは"English for Otago"といって、オタゴ大学に
正規学生として入学することを目指す学生のための内容となっています。

そのため現在募集中の語学プログラムとは学習内容に違いがありますが
オタゴ大学ランゲージセンターの雰囲気が伝わってくる体験記です。

この夏、オタゴに留学予定のみなさん、また「どうしようかな~?」と
考え中のみなさん、ぜひ読んでみてください!

では秋田君、おねがいします!


                        (LCのクラスメートと一緒に)

私は昨年オタゴ大学ランゲージセンター(University of Otago Language Centre)で、English for Otago という約3カ月のコースを受講しました。

時間割は月~金の190分×3コマで比較的ゆとりがあります。ランゲージセンター(以下LC)での授業内容は、大学で求められるレベルのリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングがバランスよく取り入れられており、さらにロングエッセイ、セミナープレゼンテーションといった実際的な課題にも取り組みました。

クラスメートは日本人学生3人のほかに、中国・台湾・韓国・マレーシアそしてサウジアラビアからの学生合わせて13名。全員が「オタゴ大学で学ぶ」という共通の目標を持っており、互いに刺激し合える環境でした。他のクラスもクラス規模はだいたい同じで講師との距離も近く、LC自体とても家庭的な雰囲気。日本へ留学・滞在経験のあるスタッフも複数在籍しており、何か困ったことがあればすぐに力になってくれます。


週末には小旅行(行き先はクイーンズタウンやスチュワート島、オタゴ半島近郊など)やスポーツレクの企画もあり、他のクラスの学生との交流を図ることもできます。


LCの建物はオタゴ大学のキャンパス内にあり、図書館・体育館・学生会館・医務室といった附属施設は学部生と同様の条件で利用可能です。そのため、授業のないときは大学の授業を聴講したり、立派で清潔な図書館で自習に励んだり、体育館で汗を流したり、とキャンパス内で充実した時間を送ることができました。

また、このLCのひとつの特徴として、「ランゲージ・マッチ」が挙げられます。これはLCのスタッフが、オタゴ大学で日本語を学ぶ現地の学生を紹介してくれるというシステムです。LCはどうしても英語を学びに来た学生ばかりの集まりになってしまうので、こうした機会は貴重で、英会話を楽しむほかに、仲良くなれば一緒に食事にも行くし、彼らは現地の若者ならではの色々な情報も教えてくれます。また、相手は日本語を勉強していて日本の文化にも興味を持っているので、共通の話題も見つけやすいです。


私のホームステイ先は30代半ばのカップルの家庭で、ほかにサウジアラビアからの学生が1名いました。彼は私より2ヶ月早く到着していたこともあり、私のことを弟のように可愛がってくれました。サッカーが共通の趣味だったこともあり、早朝起床して一緒にヨーロッパの試合をテレビで観戦したり、草サッカーの仲間に入れてもらったりしました。彼は私のサウジアラビアに対するイメージを良い意味でガラッと変えてくれました。
ホストマザーは日本食が好きで、週に1回はカレーライス。私の部屋には薄型液晶テレビ、ダブルベッドが配置されておりとても快適でした。ステイ先は全てLCが手配しているので、何か問題が起きればすぐに相談でき、場合によってはステイ先を変更することもできるので安心です。

オタゴ大学LCのあるダニーデンという町は同じニュージーランドでも、オークランドやクライストチャーチと比べて、さらに時間がゆっくりと流れている印象です。勉強に集中するのにもってこいの街だと思います。自然も豊かで、少し急な坂道を散歩するのも良い運動になります。何より平日、学生の熱気溢れるキャンパスの雰囲気を肌で感じてほしいと思います。

                        
それでは、これから出発するみなさん、楽しんできてください!


2011年5月25日水曜日

オタゴ大学(ニュージーランド):語学留学生募集!

5月も終盤となり、宮崎は例年より早く梅雨入りです。
そろそろ夏休みの計画を立て始める人も多いのではないでしょうか?

宮崎大学では、現在、本学の学生(全学部・大学院)を対象に
ニュージーランドで英語を学ぶ語学留学生を募集しています!

留学先は

ニュージランドのオタゴ大学ランゲージセンター

















オタゴ大学は、ニュージーランドの南島にあるダニーデン(Dunedin)という町にある、
ニュージーランドで最も古い大学であり、ランゲージセンターの活動も充実しています。
















【留学期間・費用】

4週間コースの場合:2011年8月3日(水)~9月3日(土) NZ$3,024
(他にも22週間コース、46週間コースなどがあります)

今回のプログラムでは、英語の授業のほかにも学外課外活動や見学旅行として
野生生物の見学(NZは自然が豊か!)やクイーンズダウンへの週末旅行などが
予定されています。












【申込締切】

2011年6月17日(金)17時 までに 宮崎大学の国際連携センターに以下の2点を提出すること

・申請書
・パスポート(写し)

より詳しい情報は下記のリンクをご覧ください↓

オタゴ大学ランゲージセンター留学生募集

(関連リンク)
オタゴ大学ランゲージセンター(公式サイト)
宮崎大学国際連携センター(オタゴ大学語学留学窓口)